資格試験の中でも就職活動に備えて取得しておきたい資格や、人生で取得しておきたい資格に挙げられるなど、人気の高いFP(ファイナンシャルプランナー)の資格ですが、限られた勉強時間の中でFP2級を取得するというのはなかなか努力が必要なことです。
FP2級合格に向けて勉強をする方にとってこの記事で良いアドバイスができればなと思います。
FP2級の勉強時間の目安
FP2級の合格に必要な勉強時間は資格試験に慣れている方であれば200時間程度、資格試験に慣れていない方であれば300時間ほどが目安となります。
しかし、毎日一定時間の勉強を継続している場合はそれぞれもう少し勉強時間を減らせる場合もあります。目安として一日2時間程度、一週間程度の直前期になれば一日5時間くらいは勉強時間が欲しいところですが学生でなければなかなか一日5時間の勉強時間は取れません。
ですが、できるだけ一日2時間ほどの勉強時間を確保し、継続的に知識量を維持・強化していきましょう。
FP2級の勉強のスケジュール
FP2級の試験は年に1月、5月、9月の3回行われます。
FP2級の勉強のスケジュールとして、3-4ヶ月の期間を目安にすると良いでしょう。
試験日が1月なら、9月か10月には勉強をスタートするイメージです。
FP2級の勉強方法
FP2級の勉強方法はまずはテキストを1周じっくりと時間をかけ熟読、1周が終われば問題集に手を付けましょう。
アプリやウェブサイトなどで勉強をするのはかなりおすすめできます。問題集はサブの問題集とし、アプリをメイン問題集として使うのはかなりアリです。
ただ、アプリ版問題数では、問題数が少ないものも多く、そういったものでは問題の出題パターンなどがカバーし切れないため厳選するようにしてください。有料版にもそういった問題数の少ないものは多くあります。
また、TACなどで出版されている予想問題集は2週間前を目安に一気に解いてみてください。今の力がわかるはずです。
予想問題集の考え方と捉え方
ここでお話するのは過去問題集ではなく、予想問題集のお話です。
FPでは、予想問題集というのは本試験よりも難しく感じるものです。もちろん、実際に多少難しく作られていると思いますが、より難しく感じる理由は「出題パターンが本試験と異なる」ためでしょう。
問題の出し方のクセが変わればお話の捉え方も変わってしまうため、本試験のクセに慣れている受験生は予想問題が難しいと感じるわけです。
目安としてですが、大体テキストで設定されている予想合格点を少し下回るくらいでも合格の可能性は大きいと思います。
ただ、予想合格点よりも4〜5点以上低い方は要注意、直前期に力を入れて勉強してください。
予想問題集の捉え方として、平均的に予想合格点を下回るように問題を作り、受験生を焦らせ直前勉強を促し、時に自社で販売する直前講義資料が売れればいいなと考えていると思ってください。
受験生のレベルの向上に一役買っていると思うので良いものなんですけどね。
まとめ
勉強時間の配分や勉強方法について多少でもお力になれましたでしょうか。
税に関する知識、贈与や相続に関する知識、人生に必要な知識ばかりです。学ぶ価値は非常に高いものです。
FP2級は取っておきたい資格のひとつですが、勉強期間は3-4ヶ月で取れるというかなりコスパの高い試験になりますのでぜひ勉強を頑張ってみてください。